平成11年度機械同窓会オープンハウス

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機械系三学科では毎年、研究内容を広く知ってもらうことを目的に、オープンハウスと称して、実験設備等の公開を行って います。
本研究室では、以下の3テーマに関して、地下実験室の実験装置 を紹介させて頂きました。

日時:平成11年5月21日(金)午後2時~4時

会場:工学部8号館B2階0021号

金子研究室の展示内容
(1)血圧計の原理を探る
(2)高速連結鉄道車輌の空力振動のメカニズムを探る
(3)LE-7Aの自励振動の謎に迫る

(1)血圧計の原理を探る

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修士2年の福留は、現在修士論文のテーマとして、血圧計の研究を行っています。
地下実験室には、そのために製作した、人間の腕の血管を模擬した装置があります(写真:上)。
今回は血圧計の歴史や研究の内容について福留が熱のこもった説明を行いました(写真:下)。
この研究には、見学者の方々のほとんどが興味を持たれた様子で、説明には常に人だかりができるほどの盛況ぶりでした。

(2)高速連結鉄道車輌の空力振動のメカニズムを探る

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このテーマは、博士課程1年の田中が研究を行っています。
高速連結鉄道車両の模型を使って、各車両の振動を測定する装置の紹介が中心となりました。
見学者の方の中には、この分野の専門家などもいらっしゃって、かなり突っ込んだ内容の質問もあり、説明する田中も、真剣そのものでした。

(3)LE-7Aの自励振動の謎に迫る

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修士1年の安川は、このテーマで卒業論文を書きました。
今回のオープンハウスでは、実際に実験装置を稼動させ、その騒音の大きさをアピールしていました。
説明については、これまで既に慣れ親しんだ内容なので、終始マイペースで進んだようです。展示場所が奥まった所にあり、見学者のみなさんには狭い思いをさせたかと思いますが、学部の学生の方が興味を持ってくれたようです。