機械工学ゼミナール(3年生冬学期)
全学自由研究ゼミナール(駒場生)
新しい物を創造する為には、「もの作り技術」は欠かせません。
もの作りの真髄に迫るには、まず、過去を振り返る必要があります。最近は、考古学の分野でも「もの作り技術」を対象とした分野に関する研究が活発で、これは「産業考古学」と呼ばれています。このゼミでは、東京周辺に点在する「もの作りの原点」を学習するのに適した技術博物館を巡り「もの作りの原点」を認識し、そこから未来の「もの作りのあり方」を考えたいと思います。
訪問先は以下のとおりです。
日本工業大学工業技術博物館、機械の歴史、東武動物公園
電気の史料館、電気の歴史、川崎
日野オートプラザ、自動車の変遷、八王子
東京都立航空工業高等専門学校附属航空博物館、現代の航空機の変遷、南千住
千葉県立現代産業科学館、産業の歴史から現代まで、下総中山
全学自由研究ゼミナール体験入門「マイクロガスタービン」
地球温暖化防止のためのCO2排出削減のための新しい技術として、航空用ジェットエンジンと同じ原理を用いた小型のガスタービン発電装置が注目されている。
本ゼミナールでは、まず、我が国におけるエネルギー需要の展望、ガスタービンのしくみや原理など、基礎的なないようについて講義を行い、次に、マイクロガスタービン(GMT)の分解・組み立て、運転試験などについて体験実習を行う。
場所:東京大学本郷キャンパス(文京区本郷)
担当教官:笠木伸英教授、金子成彦教授(工学系研究科機械工学専攻)
受講人数:最大10名程度