金子智彦君留学体験記掲載
卒業論文の課題
「バイオガス対応マイクロガスタービン用小型燃焼器の試作」
上記論文により日本マリンエンジニアリング学会・山下賞受賞
略歴
- 1981年 船橋市に生まれる
- 1988年~1991年 タンザニア(東アフリカ)に住む
- 2000年 私立・海城高校卒業、東京大学理科Ⅰ類入学
- 2001年 米国・スタンフォード大学 短期研修参加
- 2004年 東京大学大学院工学系研究科(機械工学専攻)に進学
- 2004年~2005年 米国・カリフォルニア大学アーバイン校 留学
自己紹介
こんにちは。金子智彦@金子研です。
学部4年では、宇宙航空研究開発機構で青い火炎ばかり見てました。
修士ではバイオマスガス対応マイクロガスタービンの制御を研究します。
先日、一年間の米国留学から無事帰国して、ホッとしているところです。
しかし!放っておくとホッとしすぎてしまいそうなので、 サボりたがる自分に再点火して頑張っていきたいです。
・・・あなたは最近、命を燃やしてますか?
趣味
一番メインの趣味は弓道ですが、それ以外にも好きなことはたくさんあります。
ただ、たくさんあるとは言っても一つ一つはそんなに深くありません。
最近は散歩するが好きです。
ウィンドウショッピングしてから公園や庭園でぼんやり、というのがお決まりのパターンです。
カリフォルニアの空は青いぜ!(米国留学記)
みなさんこんにちは。
僕は現在、米国・カリフォルニア大学アーバイン校に留学しています。
Prof. Samuelsenの下、分散型エネルギーシステムの研究機関に所属する傍ら、研究に必要な講義を受講しています。
ここアーバイン校では、米国立燃料電池研究センター(Natinal Fuel Cell Research Center)が設置され、燃料電池・マイクロガスタービンなどによる分散型エネルギーシステムの研究が行われています。
燃料電池・マイクロガスタービンハイブリッド発電の実証実験やマイクロガスタービン用燃焼実験を行う一方で、太陽光パネルや風力発電設備、トヨタ製の燃料 電池自動車も数台保有して研究対象としており、高効率・低公害を両立する次世代エネルギーシステム構築に関する包括的な研究が行われています。
多くの友人にも恵まれ、大変有意義な生活を送っています。毎日、講義の課題をこなしたり、燃料電池やソフトウェアの勉強に追われています。しかし週末に は、寮のみんなを部屋に呼んでパーティをしたり、無料で使えるトレーニングジムで汗を流したり、日本人で集まって日本食を作って食べたりしています。
こちらでは降水が少なく、青空が広がることが多いです。最高気温は25度ほどで湿度も低く快適です。ただしもともと砂漠だったところなので太陽光線が強 く、少し日焼けしてしまいました。「あち~っ」と感じることもしばしばですが、雨具を全く持たなくていいのは大変便利です。このカリフォルニアの光が降り 注ぐ中、公園の木陰の芝生に静かに寝転がりながら「ああ~空が青いな~」とぼんやりしていると、東京の喧騒が同じ世にあることが信じられなくなってきま す。
専門知識を身につけることが第一の目標ではありますが、海外生活を経験することで国際的な視野を養ったり、英語でのコミュニケーション能力を磨いたり、 なにより、多くのすばらしい人たちと出会い切磋琢磨して、総合的な「人間力」のUPを目指したいと思っています。
・・・ああっ、課題やらなきゃ!
ではでは、皆様、またお会いしましょう。
04/10/15 金子智彦